台湾2 太魯閣峡谷

2014/06/25-30
台湾 2
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太魯閣峡谷

 台北から日帰りで太魯閣(タロコ)峡谷へ行きました。事前に調べたところ新城(太魯閣)駅前にレンタサイクルがあるらしい。
台北から新城までは自強号で3時間弱、しかも新城に停車する列車は少なく午前中に到着するには台北07:30,9:00発のどちらかに乗らなければなりません。
 07:30発の列車に乗ろうと宿を6時半に出発。
140608士林駅前にて.jpg140608士林駅.jpg
この日は土曜日とあって宿のある士林駅にはこれから走りに出るロードバイクが待ち合わせ、駅のホームにも自転車が!台湾ではMRTに自転車をそのまま持ち込めるようです。ただしそのまま持ち込めるのは週末の日中のみ、しかも利用できる駅や載せられる車両一度に載せられる台数も限られているようです。
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なんかややこしいです。


 なんとパスポートを宿に置き忘れて引き返したりしたため間に合わず、結局09:00発の列車に乗ることになりました。
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ちょっと早めに地下ホームに下りました。台北駅はターミナルじゃなく中間駅でホームが狭いです。
いろいろな列車が入っては出て行きます。
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新型特急でしょうか、自転車を載せる場所があるみたいです。
こちらは通勤型、自転車をモチーフにしたロゴがカコイイ。
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 台鉄(在来線)も自転車をそのまま載せられる列車がけっこうあるみたいで、台鉄のWEBサイトに詳しく書いてあるのですが中国語なので殆ど意味わかりません。

 私が乗るのはいつもの?自強号。週末で混雑してて途中から立ち席乗車となりました。
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 新城(太魯閣)駅に到着。もう立ち席は嫌なのですぐ駅の券売所で帰りの切符を購入、
そして駅を出て早速レンタサイクルを探す。
140628新城駅2.jpg140628新城レンタサイクル.jpg
駅前広場の左手に黄色い看板がそれ。

 カタコトの英語で何とか自転車を借り、太魯閣へ向かって走る。
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 借りた自転車、ペダルが音なりするしインデックスがずれてて変速がおかしいしでイマイチでしたが、
自転車で太魯閣を走れるというだけで気分は上々。

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 台湾の郊外は歩道が殆どないけどオートバイレーンのある道路が多く自転車も走りやすい。
ここは自転車兼用レーンになってますね。

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 ちょっとの間だけ自転車道がありました。 まあ日本の自転車道に似た感じです。

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セブンイレブンを見つけた、この先店があるかわからないしここで軽く昼食をとることに、あと日本のように道端に自販機もないのでペットボトルは合計2リットルぶん買い、自転車にボトルホルダがあったので1本そこにさし残りはリュックに入れて走りました。

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 いよいよ太魯閣公園入口、クルマや単車がいっぱい止まって記念撮影していました。

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 垂直に切り立った崖をえぐって造った道路がすごい!
この先ずっとこんな道が続きます。
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 ヘタレ自転車乗りとイマイチな自転車でノロノロと上っていき、観光しながらではありますが目指していた天祥にたどり着くのに3時間もかかりました。
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天祥には土産物屋などいくつか店があったので何か食べることにしました。
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 排骨麺、味はまあまあかな。

 もう少しゆっくりしたかったのですが時刻はすでに3時半、帰りの事を考えるともう引き返さねばなりません。
復路は下りなので行きの半分ぐらいの時間で戻れるかな、とか考えつつ、行きがけに気になっていた場所に寄りました。

緑水歩道

 行きがけに崖の上のほうを人が歩いているのを見かけて気になっていたのですが、緑水という場所の休憩所からその歩道に入れるようだったので帰りに立ち寄ってみました。

 緑水歩道と言ってクルマの走る今の国道が出来る以前、日本統治時代に使われていた道なんだそうです。

 最初のうちはただの山道でしたが小さなつり橋を渡った先にこれまた小さなトンネルが、
140628緑水歩道トンネル.jpg140628緑水歩道トンネル1.jpg140628緑水歩道a.jpg
中は真っ暗で手探りで進んで先へ出ると崖沿いの細道に。

 そしてこれ。
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 崖をえぐってつくられているので頭のすぐ上に岩石があります。ちなみに太魯閣を徒歩で散策するにはヘルメット着用しなければなりません。自転車用ヘルメットでも良いらしいです。
 今は手すりがあるのであまり怖さは感じないけど、手すりが無かった頃の事を思うとゾッとしますね。



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長春祠という祠を観光するバス群。

 ガンガン走って新城(太魯閣)駅に着いたのは午後5時半ごろ、服が汗でグチョグチョになっていたので駅近くのコンビニでシャツを買い、ついでに腹ごしらえ。
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ご褒美ビール。

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18:28 発の自強号で台北に戻りました。

士林夜市

 台北での宿は士林駅近くの日本人向けゲストハウスでした。
士林といえば台北最大の夜市で有名な場所、私も台北滞在の3日間すべて士林夜市付近で晩ごはんを食べました。


 最初の夜、とにかくビールの飲めそうな店を探して士林夜市をウロウロしてたらお客さんがビール瓶を沢山並べてて酒盛りしている店があったので入る事にしました。
 そこは海鮮料理の店、店に入るとメニューリストの紙とペンを渡され注文するものにチェックするシステム。「蒜炒空心菜」と海鮮ぽいものという事で「鮮蚵豆腐湯」の2品をオーダー、それと口頭でビールを注文しました。
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出てきた料理、
蒜炒空心菜のほうは予想ついていたけど「蒜炒」でにんにく炒めという意味みたいやね。
「鮮蚵」はカキだったみたい。こうやってあてずっぽで注文すると食べ物の名前を覚えられます。

 先にビールが出てきたのですが、最初の一杯を白と緑のコスチュームのおねいちゃんがビールをそそいでくれました。
いわゆるバドガールみたいなもんですね。台湾ビールなので台灣啤酒小姐とでも言うのかな。
(さっき調べてみたら「台啤小姐」というらしい)
 ビール飲みながら晩ごはん食べられて台啤小姐、最高じゃないですか!
ビールもう1本! そして台啤小姐に注いでもらうぅ。

と一人でビール2本飲んでお腹ぱんぱん飽了。

 こりゃ良い店見つけたぞと翌日の夜も同じ店に行ったけどその日は「台啤小姐」はいなかったよ。
うん今夜はビール1本だけにしよ。






台湾3 台北101 へつづく


  • 最終更新:2014-11-01 00:32:06

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