中山道

2014/05/02-07
140503大湫おおくての二つ岩.jpg
垂井から大井宿(恵那)

ルート

いざ長野へ

 1年ぐらい前から構想していた中山道を通って長野へ向かう旅を、このGWを利用して実行することにした。
 出発前にいろいろとゴタゴタがあって殆ど準備できないままに出発。これが後々まで尾を引いてしまうとは、出発前には思いもよらなかった。

垂井から可児へ

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 5月2日、JR垂井駅まで輪行、ほんとは早朝出発のつもりだったが出発準備に手間取り家を出たのが9時前だったか、垂井駅に到着したのが12時過ぎと既にかなり遅れ気味。
 しかも切符を紛失してしまい駅改札で乗車区間ぶんの全額を支払うハメに。。。 と言っても後で清算するつもりで乗車時には200円の切符しか買ってなかったので損失は200円で済んだけど、なんとなく幸先悪い。

 駅で支払いのために財布を開くと1万円札が1枚も入ってない! 事前にお金を補充するのを忘れてたよ。中山道沿い郵便局を見つけて引き出せたので助かった。

トラブル発生

 走り出してすぐぐらいに自転車が変な振動をするのに気付いた。よく見ると前輪タイヤの一部が変に歪んでる。カーカスが切れかかってタイヤが裂けはじめているようだ。しかもだんだん振動が大きくなってきている。
 これはタイヤ交換しないとヤバイな、とりあえず空気圧をさげて走り、携帯で自転車店を探しながら走った。 何軒か自転車店に立ち寄ってみたが、タイヤサイズが WO 20x1 1/8 (ETRTO 451) というのを置いてる店が無い。
 岐阜市内でタイヤが手に入らなければもう今回の旅は断念する他ないと思いつつ、最後の望みとばかりにほぼ中山道沿いのバイクショップ BIKES KUROSAWA に立ち寄った。
 こんな本格的なバイクショップにリカンベントという伊達な自転車を持ち込むのは気恥ずかしい思いがしたけれど、ショップのご主人は真摯な対応で、タイヤ裏側にタイヤブートというのを貼り付けて応急処置していただいた。
140502タイヤ修理.jpg140502BIKES KUROSAWA.jpg
 店のおかみさんに準備不足をたしなめられてしまった。はい、それは充分承知しております色々あって準備が疎かなまま出発したのでございます。
 ご主人「これで多分最後まで大丈夫とは思うけど、これから行く先のバイクショップを調べて電話で在庫確認しておいたほうがいいよ。」とアドバイスをいただいた。
  BIKES KUROSAWA 様、ありがとうございました。おかげさまで諦めずに旅を続けられました。

以前住んでいた地へ

 各務原市は私が初めて勤めた会社のある場所、今回近くを通るのでちょっと寄ってみる事にした。
140502各務原.jpg140502各務原1.jpg
 この路地の先に私が住んでた寮があったのだが、それは既に四半世紀も前の事、取り壊されて別の建物になってるようだ。 あらためて時の流れを感じた。

木曽川沿いから可児へ

 鵜沼宿を過ぎてからはほぼ木曽川沿いを走った。途中で堤防沿いがいい感じの遊歩道になっていた。
140502木曽川沿い.jpg

 初日の今日は出発が遅れた事やタイヤトラブルなどで時間をつぶしてしまい、可児駅前で宿泊する事にした。可児はほんとに何にも無いところで、夕食に入った店も正直ハズレな感じだったので岐阜名物?鶏ちゃんだけ食べてあとは宿に戻ってコンビニのカップめんで済ませた。
140502ケイちゃん.jpg

 いやー初日から色々あって疲れた。


二日目

 ビジネスホテルの無料朝食を食べてから出発。可児から先はしばらくゆるい上り坂だったが難なく御嵩宿にたどり着いた。
140503御嵩 願興寺.jpg140503御嵩宿.jpg
 どうという事のない田舎町で、近場だったら学校の遠足で行きそうな雰囲気の場所という感じか。

 この先に中山道の旧道がよく残っているという。山道だけど自転車で行けるだろうか、とか考えながら走ってたらその旧街道を通り過ぎていたようで、県道65号線(ここも旧中山道のひとつ)を通ることにした。
140503かえで街道.jpg

一大事

 この道に入って一つ目の集落に差し掛かった頃だろうか、ポケットに手を入れてみると携帯電話が無い! どうやらどこかで落としたようだ。普段リカンベントに乗るときは携帯を胸ポケットに入れるようにしているのだが、今回持ってきた服には胸ポケットが無かった(これも準備不足のひとつ)のでズボンのポケットに入れていた。リカンベントは寝転がって乗るためポケットからすり抜けて落っことしてしまったのだろう。

 とにかく、何とかしなければ。
とりあえず道端の人に話しかけて落とした携帯に電話をかけさせてもらった。
・・・・県外。
そういえばバッテリー切れ予防のため電源切ってた。

 仕方ないので捜しに戻ろう、とせっかく上った坂を下った。
途中コンビニに公衆電話があったので昨晩泊まったビジネスホテルに電話してみたが、やはり忘れ物はしていなかったようだ。
 反対車線の地面を注意しつつ可児まで同じ道を戻り、ビジネスホテルのPCを借りて電話の一時停止を設定し、可児警察署で落し物の届けを出した。

 ここで旅を諦めようかとも思ったが、今やめてしまえば次いつ来れるかわからないしと気を取り直して前進する事に。また同じ道を走る。
 時刻はもう昼過ぎ、かなり気落ちしていたのもあったし何か食べよう!
140503味噌煮込みうどん.jpg
て事で味噌煮込みうどん。

しかし携帯電話紛失で半日パーですわ。

旧中山道

 この道走るの今日3度目やなぁとだらだら坂を上ってたら左の脇道から2台のロードバイクが出てきた。立ち止まって振り返ると、ここが旧中山道の入口なようだ。ロード乗りのひとに旧道は自転車で行けるか尋ねてみたら行けん事はないとかそんな返事だったので行ってみる事に。
140503旧中山道へ.jpg
入口はこんな感じの道。

 ところが、
140503牛の鼻欠け坂.jpg
「牛の鼻欠け坂」て、坂が急すぎて鼻輪を引っ張って牛の鼻が千切れるって事か!
とにかくかなりの激坂しかも未舗装。階段じゃないから何とか自転車を押して上がったけど、階段になっててもおかしくないぐらいの坂道だと思った。

140503謡坂うとうざか石畳.jpg
謡坂(うとうざか)、石畳は未舗装よりも路面抵抗が大きくて押し歩きがしんどい。
140503激坂.jpg
 終始こんな激坂つづきでウンザリ。

140503大湫おおくての二つ岩.jpg140503大湫宿.jpg
 やっとの思いで大湫(おおくて)宿に着いたのが午後3時過ぎ、ここから更に十三峠という上ったり下りたり繰り返しの道になるという。
 小休止しようと大湫宿の観光客向けらしき五平餅屋へ行くが既に売り切れ、店のひとにここからの道順を尋ねると、すぐの三叉路を左、その先を左、その次も左、と左に3回曲がればよいと言われた。
 地図をみると右へ行くような気がするけどなぁと思いつつ、三叉路の右側にある小さな食料品店で駄菓子を買った。その店のひとにもう一度道順を聞いてみたら、やっぱり地図どおり右へ行くのが正解との事。
 駄菓子で糖分補給して出発、激坂なので押し歩き。
140503十三峠.jpg
駄菓子屋のおばちゃんが言ったとおり、右の坂を上がってすぐのところに十三峠の碑があった。
140503十三峠1.jpg140503紅坂一里塚.jpg140503乱れ坂.jpg
 十三峠は名前のとおり上ったり下りたりの殆どが地道で、上りはおろか下りさえも自転車に乗れずに押して歩く辛い道のりだった。

 突然現れる高速道路下をくぐって踏み切りを超えると広い道に出て、その道をグーンと下れば太井宿(恵那駅付近)。
140503大井宿.jpg

 日も暮れ始めたし今夜はここで宿をとろう。恵那駅の観光案内所で宿のリストをもらい携帯が無いので公衆電話で連絡、無事ビジネスホテルに泊まれた。

140503わかたけ.jpg140503山菜天ぷら定食.jpg
 夕食は宿のマップに「おいしいよ」とコメントがあった店で、確かに美味しかった。もしいつかまたこの地へ訪れる機会があればもう一度行きたい。そんなふうに思える店だった。


中山道 木曽路 へつづく

  • 最終更新:2014-07-02 11:39:10

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