年末年始 四国その2
2010/12/29-2011/01/02
高松→徳島→高知
年末年始 四国のつづき
輪行で高知県へ
四国2日目の朝、徳島駅地下駐輪場に自転車をとめて今日の予定を考える。
今回の旅の目的地は奈半利方面だけど自走じゃ遠すぎるので牟岐線で輪行するとして、終点付近の宿を探して電話予約。
宿さえ決まれば安心、駅前で昼食用に地鶏弁当を買って汽車に乗り込みました。
JRの終点になる海部駅。乗り換えのために反対側のホームに移動します。
奥に見えるトンネルは山の部分が宅地開発などで削られてトンネルのコンクリート部分だけが残ったそうです。
勝手リンク町内トンネル(PDF)
乗り換えの汽車がやってきました。
ここから先は第三セクターの阿佐海岸鉄道。徳島と高知の県境を走っています。
県境ということは通学需要を見込めないので経営は苦しいでしょうね。
そんな中でちょっと目を引くのがこのイルミネーション列車。
トンネルの多い第三セクターなればこそ活かせるサービスで感心しました。
終点の甲浦(かんのうら)駅で降りて駅の待合室でやっと昼食。
弁当食べながら地図を眺めると、ひとつ手前の宍喰(ししくい)駅の近くに温泉を発見。
宿に行くにはまだ早いし温泉につかるためひと駅ぶん自転車で走りました。
幹線道路のトンネルを走るのはつまらないので旧道らしき道を通る。
宍喰浦の化石漣痕
勝手リンク宍喰浦の化石漣痕
道の駅宍喰温泉
ホテル併設のようです。
温泉でゆっくりして今度は幹線道路をびゅんと走り、予約していた民宿へ。
民宿いくみ
勝手リンク民宿いくみ
この日(12月30日)の宿泊客は私のほかに歩き遍路の方がおひとり。
宿代けっこう安いのに料理はボリュームもあり美味しくて、サーファーの方々がよく宿泊されるようでご主人もサーファーぽい雰囲気。
機会があればまた泊まりたいな、そんな気にさせる感じのいい民宿でした。
12月31日
この日走ったルート(ルートラボ 速度100倍で再生してください)
さて、この日の目標は奈半利まで走ること。
自分にしては目覚めよく、朝ごはんたっぷり食べて出発。
うは、水が凍ってる。
自転車を置かせてもらった小屋?にはこんな張り紙が。
高速バスでサーフィンに、イケてますね。
この日の天気は快晴だけど風が強かった。
走り出してすぐ何か異変に気付く、自転車を止めて確認すると後輪がパンクしていた。
早速修理に取り掛かる。パンクは以前にイージーパッチで修理した場所でした。
おそらくこの低気温でチューブ(ゴム)とイージーパッチ(ウレタン)の収縮率の差ができて接着面がずれてしまったのが原因じゃないかと思う。
風がびゅうびゅう吹きすさむ、脱いだ手袋が風に飛ばされて慌てて追いかけたりしながらやっとの思いでチューブ交換して再び走り出す。
けど10分もしないうちにまた異変。
かじかんだ手で修理したためか新品チューブをリムに挟んで傷つけてしまったらしい。
仕方がないのでここでパッチ修理。
今日は出鼻からついてない。
峠越え
メッセンジャー並みの早さでパッチ修理を完了して走り出す。
目指すは奈半利。 天気は快晴、気分は萎え萎え。
さて、直進の狭い道が国道493号線であります。
ここからがかなりの激坂。ほとんど自転車押して上りました。
しかもかじかんだ手でやったパンク修理が完全じゃなく微妙に空気が抜けていく。
時々自転車を止めて空気を入れたりしながらぼちぼち上っていく。
やっとの思いで峠の切り通しまで押して上がれた。
峠を越えればあとは下り、ビュビューンと走る、、とは行かず、
途中で自転車止めては空気を入れてまた走るの連続。
南国土佐の真昼とはいえ山深い谷間の日陰はかなり寒かった。
温泉でほっこり
なんやら苦労しながら坂を下っていると、ちょっと感じのいいアーチ橋を発見。
あれ?これはもしかして…。
そこからもうちょっと走るとダム湖らしき場所が。
今回ここに来た目的にちょっと期待を膨らませながらさらに下る。
温泉施設がありました。
よし、ここで温泉入って昼食をとろう!
その前にこの駐車場脇でじっくりとパンク修理を。。
パンク修理完了後、温泉に入りました。
名物?はちきん鍋。
あーのんびりまったり。
温泉を出てみるとすぐ近くに鉄橋が。
こ、これは!
つづく
- 最終更新:2012-03-26 19:46:24